トレーダーのストレスを消すには?

勝っても負けてもストレスを感じる
トレーダーは勝っても負けてもストレスが蓄積される。なぜそうなるのか、メカニズムを図解にしてみる。
【図解】トレードとストレスの関係

ストレスだけがたまり続ける
上記の図を見て頂きたい。負けた場合はストレスが溜まるが、勝った場合にはストレスが解消されず、そのままである。結果的にストレスだけがたまり続けることになる。
なぜ、勝った場合にストレスが解消されないのか?
ストレスは、期待と現実のギャップによって引き起こされる。エントリーは勝つ前提で行われている為、勝利は期待通りの結果でありストレスは軽減されないのである。
では、どうすれば良いのか?
答えは単純な話だ。何らかの方法でストレスを減らしていけば良い。

図にすると上記のようになる。では、どのようにしてストレスを減らしていけば良いのだろう。勝てる自信を付ければいいのだろうか?
トレードの世界は60%
実はトレードにおいて、真の自信を手にすることは不可能である。
トレードで成功して億万長者になったとしても真の自信は手に入らない。なぜだろうか? それは、どんな天才でも勝率は60%程度しかないからである。
トレードの世界は60%が限界
リスクリワードが同じであれば55%の勝率で天才トレーダーになれる。60%あれば歴史に名をのこすスーパートレーダ―だ。もし納得いかないと感じるのならば自分で計算してみると腑に落ちると思う。あっという間に億万長者になることが分かるはずだ。
真の自信が手に入らない理由
ちょっと考えてみて欲しい。どんな天才でも勝率60%である。勝つと思ってエントリーした結果、10回に4回もコロコロと負けてしまうのだ。そんな状況で本当に真の自信が手に入ると思うだろうか?多分難しいだろう。毎回疑心暗鬼でエントリーするはずだ。
自分を信じる以外に方法はない
ストレスを減らすには、自分を信じるしかない。これが私の結論である。いくら理屈をこね回しても数学の方程式のようなロジックはトレードの世界に存在しない。まずはこの部分をシッカリと受け入れる必要がある。
どんな凄腕トレーダーであっても、確信をもってエントリーした結果コロコロと負ける世界なのだ。明確な答えがない以上、自分の努力を信じるしかないのである。他に何か方法があるだろうか?
自分を心底信じられるほど鍛錬を続けて自分を磨く以外に道はないと言い切れる。ちなみに、私は自分以上にチャートを研究している人はいないと確信している。そう思えるくらい、壁にぶつかっても諦めずに頑張って欲しい。最終的な図解は下記の通りである。
【図解】ストレスとの付き合い方
