人にはスイッチがある
2020/09/18
スイッチ

スイッチの存在
人にはスイッチがある。文句を言いだすと止まらなくなる人。涙が溢れて止まらなくなる人。ある事がきっかけで飛んでもない行動をする人。他にも様々なスイッチがある。
相場のスイッチ
そして、相場にもいくつかのスイッチがある。その中でも特に重要な一つが、大負けした後に思考がガラっと変わってしまう現象だ。
相場の落とし穴
普段であればブレイクが起きても冷静に眺めていられる。そんな人が、損切りを食らった直後だと手当たり次第にエントリーしたりする。いつもなら押し目まで待つ人がスッ高値のブレイクに釣られたりする。
なぜ、こんなことが起きてしまうのか。彼にスイッチが入ったからである。例えば、負けた直後は損してもいいから負けを取り戻したくなる。ムキになって周囲がみえなくなってしまうスイッチがある。
どうすればいいのか?
まずは、自分のスイッチの存在を理解することだ。ちなみに、私のスイッチは、「方向に確信を持ってしまうと大損しやすい」などがある。
仕事意識を持つ
スイッチが入ってしまうのは仕事としての意識が弱いのだと感じている。例えば、上司がいるトレーダーは規律をキッチリと守る。しかし、そんな彼らがひとたび独立すると大損して、職場に舞い戻ってくる人が多いと聞いた。
自由は難しい
我々は小学校から9年間もの義務教育を受けた。そして、多くの人達が大して遅刻もせずに毎日通ったはずだ。これはスゴイことだと思う。なぜ、こんな偉大な実績を私たちは持っているのか。
それは、日本の法律で決まっていたからだ。国家レベルのルールがあるから守れたはずだ。自由な環境で規律を守るのは難しい。それと同じように自由な環境でトレードするのも難しいのだ。自分のスイッチが入らないようにアレコレ試行錯誤しながら仕事意識を持ってトレードするしかないと思う。