衝動的トレード
2020/09/03
衝動

トレード欲求は〇〇と同じだった
最近、気が付いた。チャートをみていると衝動的にポジションを持ちたくなる。心の声が「買え」と囁いてくる。その声は、「いそげ、間に合わなくなるぞ」と急かす。そして、私はマウスをカチッとクリックする。
しかし、昨日その声に逆らってみた。今にも衝動買いしそうな状態だったが2分程ガマンしてみた。すると、不思議なことにスーッと気分が落ち着いた。そして、その声は聞こえなくなった。
何かに似ている
この感覚は依然にも感じたことがある。そう、禁煙したときだ。ふとしたとき急激にタバコを吸いたい衝動に駆られるが、グッとガマンすると1時間くらい抑えがたい気持ちを先延ばしにできる。
結局のところ、トレードをガマンする行為は禁煙と本質的に同じなんだと気が付いた。それ程までに強い欲求であったのなら覚悟の低い私が打ちのめされるのも当然だろう。
禁煙する覚悟で臨む
私が禁煙を成功させたとき、一番ツライ末期の頃は、衝動的にタバコを買ってきては一本も吸わずに箱をグチャグチャに握りつぶしては捨てるということを何度も繰り返していた。
理想的なトレードを遂行するためには、ここまで自分と闘う必要があることを自覚した。ちょっと光がみえた気がする。
自由気ままなトレードは快適
これまでトレードでこんなに苦しい気分を味わったことはなかった。なぜなのか考えてみると、今まで絶対的なルールなんて存在しなかった事に気が付いた。言い訳しつつ、衝動に流されるままにポジションを持っていたから快適そのものだったわけだ。一本だけと言いつつ、自由にタバコをプカプカ吸っている状態と同じである。
最近は、自ら規律を設けてしまったために自分自身と闘い、自己嫌悪に陥ったりしてる。でも、この方向で間違えていないはずだ。十年後のために精一杯頑張ろうと思う。